ペットを亡くされた飼い主様、心からのお悔やみを申し上げます。ペットのご遺体のお取り扱いは、最後のお別れをする前の処置となり、とても大切なことです。今日は、ペットが亡くなった後、遺体を冷やす方法についてご説明します。
なぜ遺体を冷やす必要があるのか?
ペットが亡くなると、体温が下がり、やがて腐敗が始まります。これを遅らせるため、また、火葬までの間、保存するために、遺体を冷やす必要があります。
遺体の冷やす方法
- 手足をやさしく曲げる:死後硬直は、飼い主様が思っているより早く手足から始まります。腹部、頭部といった順序で広がり、遺体を放置しておくと、前・後肢がつっぱったまま硬直してしまい、棺に収まらなくなる可能性があるのでやさしく曲げてください。
- 清潔な布で包む:まず、ペットの遺体を清潔なタオルや布で優しく包みます。これは遺体を直接冷やすことを避けるため必要です。
- 冷却剤や氷を用意:冷却剤や氷を、タオルなどで包んで遺体の周りに置きます。直接遺体に触れないように注意してください。
- 低い温度で保管:夏場や2~3日家で安置する場合には、エアコンを低い温度にして、遺体が腐敗するのを防ぎます。また、外気がに触れると腐敗が早くなってしまうため、触れないようにタオルをかけてください。
- 定期的に状態をチェック:冷却剤や氷が溶けていないか、定期的にチェックし、必要であれば交換してください。
注意点
- 衛生面に注意:遺体の取り扱いには衛生面に注意し、手袋を着用するなどして直接触れないようにしてください。
- 感情の問題:ペットが大好きな家族と過ごせる最後の時間です。愛情をたっぷり注いであげて下さい。お線香を焚いてあげても良いと思います。
まとめ
最後のお別れをするために、ご遺体を正しい方法で冷やす方法はペットを飼っている方に知っていただきたい情報です。この内容が、皆さんの愛するペットとの最後の時間を過ごすためにご参考となれば幸いです。
心からのお悔やみと共に、皆さんの心が穏やかになることを願っています。
ペット霊園 愛の森
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